食料自給率で議論

kenren-iskw2009-10-27

 先日書いた、太田総理ふう討論会のテーマですが、そのうちの一つとして「食料自給率を75%にする」が決まったそうです。バラしてもいいよな。
 それ聞いて思ったのは、なんか相当に難しいもんを選んだなあ、ということです。

 難しいってのは、自給率に関する話そのものについてじゃありません。それはけっこう単純です。難しいのは、このテーマで面白く実のある議論が出来るのか、ということです。

 思うにこのテーマでのハードルは、「食料自給率が上がると、具体的にどう嬉しいか」「自給率が下がると、実際にどう困るのか」がちゃんと提示できるかです。これを例えば「食は国の根本だ」とか「国防上の問題で・・・」みたいな曖昧で具体性の無い話で済ませてしまうと、議論は一気に感情論・観念論に突入してクソ面白くもない事になります。

 だって正直言って、今の自給率が40%だからって言っても、そのことで困ってる人は誰かいますか?個々の農家には全然関係ない数字でしょう。自給率が上がっても喜ぶのはそれをマニフェストに挙げてた政治家くらいでしょう。
 そのあたり、ちゃんと予習して自分なりの答えを持っていかないと到底、面白い議論にはならないと予想します。

 ちなみにこの答えの一つのヒントは「未来の中国」です。

金沢・中井

消費者交流会でヤーコン・紫イモ収穫体験&料理教室

石川農業青年会議です!

先日の日曜日にヤーコンと紫イモの収穫体験&料理教室をしました。

たくさんの消費者が集まってくれ大盛り上がりでした。食育の活動ということで市の地産地消科の人たちも加わったので、次の日の新聞に乗りました。

毎年やっていますが、やっぱいろんな人たちと接するのは楽しいし、よい刺激になります!
来年はもっとグレードアップさせるつもりです。

11月7日に(株)六星さんで収穫祭があり、そこに石川農業青年でソバ打ち体験コーナーと掛け蕎麦の販売をします!ぜひ来て、ぜひ食って行って下さい。

ヤーコンと紫イモは、白山市の(株)六星さんの直売店とJA白山の旬菜市にて販売中です!

消費者動向調査という名の若者交流会(金沢)

一ヶ月以上たってしまいましたが…9月19日(土)に若者交流会を行いました。
これは毎年の行事で表向きは消費者に農業を理解してもらうのがねらいで、本当は嫁探しだと思っております。
今年は、なし狩り、芋掘り、バーベキューをおこないました。



このほかゲーム、手作りスイカアイスの試食、花火などいろいろやりましたが、嫁探しの成果はないようでした。

金沢・元林

無事終了!ご来場ありがとうございました【いしかわの農林漁業まつり】

kenren-iskw2009-10-18

いしかわの農林漁業まつりは今日2日目で最終日
天気は昨夜からあいにくの雨模様

↓雨でもテント外で呼び込みに励みます

午後2時過ぎごろからようやく雨が上がり、お客さんも増えてきました
生でも食べられるとうもろこし、甘いよ試食してみて〜

その後、かほく農業青年グループのゆでとうもろこしは順調に売れ続け、
ついに完売!すごい
一方県連もまつり初日から農業青年が作ったお米や野菜と、
農業青年情報誌の販売をしていました
↓準備の様子


完売ではなかったけれど、ねぎ、赤皮かぼちゃなどは売り切れ、まずまずの模様


雨の中まつりに来てくださった皆様ありがとうございました
かほく農業青年グループでは、来週河北潟でも販売します、またお待ちしております!

【石川の農林漁業まつり】ゆでとうもろこし好評販売中!

kenren-iskw2009-10-17

石川の農林漁業まつり1日目
かほく農業青年グループがゆでとうもろこしを販売しています
今朝収穫したばかりのとうもろこしはとても甘く、生でも食べることができます
試食したお客様からも大好評


まつり最終日の明日も販売します
買いに来てくださる人はもちろん、
農業青年グループに関心のある人、ちょっと手伝ってみたい人、
いずれも大歓迎 ぜひブースで農業青年に声をかけてくださいね

「太田総理」ふう討論会のテーマを考える

 きたる11月17〜18日、農業青年の北陸ブロック大会が行われますが、そこでの企画の一つにTV番組の「太田総理」ふうの討論会があります。
 あるテーマを出し、それに賛成か反対かで分かれ、お互いの立場で討論すると言うものです。参加者は農家、消費者、学生など様々な立場から出場します。

 そのテーマを考えるのは特に私たちの仕事ではありませんが、しかしいざ考えてみるとこれにふさわしいテーマと言うのはかなり難しいです。自分が考えるに、条件として必要なのは

・農業技術にかかわることなど、普通の消費者が知らないことは×。
・上のと少しかぶるが、農家は「賛成」消費者は「反対」のように、立場ごとに賛成・反対が明らかに分かれると思われるようなテーマではいけない。
・様々な立場の人がそれぞれに興味を持てるテーマでないといけない。
・そもそも議論に値するテーマでなくてはならない。

 それら全てに当てはまっているかは知らないけど、自分が考えてみたのは、

○ 農業体験を高校生必修にする。(小学生などにはやらせない)
 個人的に、小学生がやっているような「田植え体験」「稲刈り体験」などしょせんはアトラクションで、意味が無いと思います。子供は珍しい体験が出来て「おもしろかったです」と言うでしょうが、同じ子達が高校生になってから田植えをやれと言っても「汚いから嫌だ」と言うに決まっています。
 そもそも、苗をつまんでちっくりちっくり差したり、鎌で一株ずつ刈り取るような、そんな「農業」をやっている専業農家なんか今どきいません。

 なのでそれなりに知識も判断力もついた高校生に農業体験をやらせます。もちろんトラクターなど農業機械にも乗せる。動力散布機を担がせて農薬も使わせる。除草剤を嫌がる生徒は当然田の草取りです。米は最後にJAに持っていってお金にして、金額を労働時間で割って労賃を計算させる。鎌で稲刈りやって「農業」がわかるはずがありません。
 どうでしょうか?

 ほかに何か案があれば、ぜひコメント欄で。奮ってご参加下さい。

中井

美味しいゆでとうもろこし販売します!!(10月17日(土)〜18日(日)いしかわの農林漁業まつり)

今年も石川県産業展示館4号館にて「いしかわの農林漁業まつり」が開催されます。
 かほく農業青年グループが今年たねまきして大事に育てたとうもろこしはもうすぐ食べ頃を迎えます。今年の出来は去年よりさらに良いそうですよ。


↑グループ員みんなでたねまきの様子


 まつりの2日間は、4号館前グルメひろばにて、ゆでたてのとうもろこしを販売します!美味しいとうもろこし、ぜひ買いに来てくださいね

同じブースでは、農業青年が育てたお米や農産物、若者と農業がよくわかる情報誌も販売します、こちらも要チェック。皆様のお越しをお待ちしております!